イースターとは

イースターとは(イースターの由来)

このページでは、イースターとは何か?時期はいつなのか?することは?といった疑問を子供様にも分かりやすく説明いたします。

イースターの語源と由来

Easter(イースター)とは一度死んだイエス・キリストの復活を祝い、記念する日、つまり復活祭のことです。 イースターは日本ではあまりなじみがあるものではありませんが、キリスト教ではイエス・キリストの復活を祝う最も重要な祭日大切な日なのです。(欧米ではクリスマス以上に重要視されている地域もあるようです。) 復活祭は春の自然の蘇りを祝う日でもあります。 英語のイースター(Easter)の語源ははゲルマンの「春の女神(Estera)」に由来します。 生命の復活をお祝いするという意味から、卵 (イースターエッグ) や多くの子供を持つウサギ (イースターバニー) などがシンボルとなっています。 イエス・キリストはある金曜日の昼頃、十字架上での6時間にわたる苦しみの後、息を引き取られました。 翌日の土曜日は活動が厳しく制限されている安息日であったため、その日のうちに遺体はユダヤ人議会の議員、アリマタヤのヨセフの私有墓地に収められました。 3日目の日曜日の朝、夜が明けるのを待ちかねていた女たちはいそいで墓に向いました。 ところが驚いたことに墓は空でした。 キリストは、死を打ち破って、復活されたのです。




イースターの豆知識

ちなみに、モアイ像で有名なイースター島(ポリネシア諸島の東の端にあたり、現在チリ領の島)は、復活祭の日に発見されたことからイースターと名づけられています。 また、今では日曜日休みが当たり前ですが、日曜日がお休みなのはイースターが起源だということはご存知ですか? キリスト教徒も以前は週の最後の日である土曜日が休日にしていました。しかし、キリストの復活した日曜を「主の日」と呼び、仕事を休んで礼拝をするため、休みの日を日曜日に移したのだそうです。




イースターの日にすること

クリスマスといえばサンタさんやクリスマスツリー。 ハロウィンといえばジャコランタン(カボチャのオバケ)ですが、イースターとと言えば何か分かりますか?それは、イースターエッグとイースターウサギ(イースターバニー)です。

イースター が近づくと、イースターのシンボルである卵 (イースターエッグ) やウサギ (イースターバニー) に関連する飾りつけをしたり、エッグのカラーリングやクラフトをしたり、ゲームをしたりして楽しみます。一番のイベントといえばエッグハントです。

エッグハント(Egg Hunt) とは、イースターのメインイベントで、プラスチックのカラフルな卵を、庭や公園の芝生などに隠し、それを子供たちが探すといった卵探し遊びのことです。

隠す卵の中には、お菓子やおもちゃが入っています。 参加する子供たちは、パステルカラーのドレスや洋服を身にまとい、エッグを入れるバスケットを持ってエッグをハントして楽しみます。

先日のニュースでは、日本でもイースターを普及させようと大手チョコレートメーカーが幼稚園にチョコレート入りのプラスチックの卵を無料配布し、エッグエッグハントを行っていました。イースターが日本で広まる日も近いかもしれませんね。

ところで、なぜ卵とうさぎがイースターで使用されるのでしょうか。 ひよこが卵の殻を破って出てくるように、キリストも死という殻を破ってよみがえったとされています。そのことから新しい命を持つ卵が復活祭のシンボルとされるようになりました。 うさぎ(イースターウサギ)については、うさぎが子沢山で生命や繁栄・多産の象徴とされていることから復活祭であるイースターのシンボルになっています。


イースターっていつ?時期は?

実はイースターはハロウィンやクリスマスと異なり、毎年、日付けが変わる移動祝祭日です。それはイースターの日が「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と定められているからです。具体的には日本では毎年3月22日から4月25日の間になります。 また、暦法(カレンダーを作る方法)によっても異なります。 日本を含む多くの国ではグレゴリオ暦が使用されており、先述した3月22日から4月25日の間でイースターが行われますが、ユリウス暦を使用したギリシャ正教などは異なる日程で行われることがあります。

結局、日本ではイースターはいつ行われるの?

時期を教えて!という方に…

年別でイースターの日程を下記に記しておきます。
お役に立てれば幸いです。



■日本でのイースターの日程
2014年4月20日
2015年4月5日
2016年3月27日
2017年4月16日
2018年4月1日
2019年4月21日
2020年4月12日
2021年4月4日
2022年4月17日
2023年4月9日