【名古屋情報⑦】駄菓子
2010年10月21日名古屋についてご紹介、第7弾は「駄菓子」についてです。名古屋では結婚の際、新婦を家から送り出す時と、新婦を新郎の家が迎え入れる時に近所の人達を集めてお菓子を撒く「菓子撒き」という風習もあり、名古屋と駄菓子には密接な関係があります。
また、名古屋は全国でも有数の駄菓子の産地です。もちろん、名古屋以外にも駄菓子のメーカーはたくさんあるのですが、名古屋の場合は西区明道町に「中京菓子玩具卸市場」があったことから一ヶ所に駄菓子問屋やメーカーが集中していて、戦前から駄菓子の街が形成されていました。（現在、「明道町」は「新道」に地名が変更されていて明道町の名は信号交差点に残るのみです。）
今、ガムや飴が手元にある方、一度その販売元を見てみてください。そこには名古屋市西区と書いてありませんか？例えばクッピーラムネでおなじみのカクダイ製菓、マンボ菓子（通称マンボ）でおなじみの丸義製菓、花形カステラでおなじみの梅田製菓、さくらんぼ餅でおなじみの共親製菓、マーブルガムでおなじみの丸川製菓など、数えればキリがありません。（弊社の住所も名古屋市西区です。）
「中京菓子玩具卸市場」は現在閉鎖されていますが、その名残で今でも周辺に「菓子･玩具問屋街」があります。昔懐かしい駄菓子屋の、すごく大きいのが、ずっとつながっているような雰囲気です。問屋街ではありますが、ばら売りしているところもあり、一般の人にも門戸を開いているので、目的に応じて、袋詰めなどの相談にも乗ってくれます。名古屋にお越しの際は一度のぞいてみてはいかがでしょうか？
※日曜、祭日はほとんどのお店がお休みです。
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